ヘビースモーカーな35歳
3ヶ月に1度くらい?忘れた頃に「元気?彼氏とうまくいってる?」と連絡してくる年上自営業男と久々に会ってきた。
異業種交流飲み会で知り合って2年。金回りがいい男で、焼き肉おごってもらったり何回かサシで飲みにも行ったが、結局なんにも起こらず友達のままでいる相手。
彼氏ができてからは返信も気まぐれにしかせず、二度と会うことはないだろうと思っていた。
この人、年齢のせいかタバコの吸いすぎか(もしくは私の魅力が足りないのか?)知らんが、私に性欲がわかないらしい。
こっちからほのめかしても据え膳しても完全スルーで一切がっついてこなかった。
パーッとおごってくれるし気のいい人なので喋り友達でいるという感じ。
その日はちょうど彼氏と会えない土曜の夜だった。
生理中でただでさえ憂鬱ムードな上に外は大雨。出かける気も起きず部屋でネットサーフィンしていた所にきた連絡。
普段なら気にも留めない内容なのに、すべてはタイミングである。
「心の隙間」ってやつがふっとできたその一瞬に滑り込んできた、「元気してる?あいたいね」が突き刺さる。即返信。
ラインのやり取りではもどかしく電話になり。
電話でももどかしく、積もる話もあるしファミレスでも行こうぜってことで、あれよあれよでマンション下に奴のハリアー到着。
久々に会ったスモーカー氏、ヘビーな吸いっぷりは全く変わってない。こいつに比べたら彼氏なんて可愛いレベルだわ。
髪をばっさり切ったことをいじられつつ、適当なファミレスを目指して車を走らせる。
もとがおしゃべりなんだが、積もりまくったここ2年間の女の話を順番に聞かされる。
なんだ、他の女には手ぇ出してるじゃねえかよ!とか心の中でつっこみつつ。
でさぁ、と私が話そうとすると「まぁ聞け」とまだまだ話したりないおしゃべりな男。
がら空きのファミレスで、ドリンクバーとポテトをつまみながら2時間、なんとも健全におしゃべりを楽しみ、お互いすっきりして解散しましたとさ。
・・・・となる予定だっただが。
♂「疲れたなー。あ、この辺ホテルあるよ。カラオケもできるし」
はぁ!??ファミレスは?
♂「いやなんにもする気ないから(笑)横になりたいだけ。今更だろ?」
まあ確かに。そもそも生理中で何もできんし。
結局、ラブホ休憩2時間に入るという謎の展開。
♂「いやー、こうやって寝転んでお前と話したかったんだよな」
つって、満足そうにタバコふかしながら延々と女の話を聞かせてくる。
なんなんだこいつ。笑
いや、話は面白いし楽しいけどさ?
なんなんだこの男。
密室のベッドの上、手の触れる位置に(一応)妙齢の女が寝てるっつーのに、勃起のひとつもしないなんて。
♀「xxってゲイなの?」
なわけねーだろ。笑 と、私の手をとって自分の股間に持っていく。わ、勃起してるじゃん!
ゲイかEDなんだと思ってた、と言うと笑いながら頭を小突かれる。
友達と思ってるから、手を出して関係が壊れるのが嫌なんだとか。一度やっちゃうと興味なくなるタイプみたい。
♂「彼氏いるのに俺とラブホ入るとかxx最低やな」
ニヤニヤしている。完全に人をおちょくっている。
いやなんにもしてないけどね!
まぁはたから見たらそんなの通用しないだろうけど。
結局2時間ずーっと喋って笑って、車で家まで送ってもらって解散。(たまに勃起チェックはさせられたが)
元気でな、とハグして車をおり、帰宅したら御膳3時。
お互いよく喋ってストレス発散にはなったかな。
全身にしみついたタバコのにおいをすぐにシャワーで全部洗い落として、ベッドにもぐりこんだ。
もしも赤ちゃんができたら
どうする?と聞いたら、どうしようか、と彼は困り顔で言った。
xxのお父さんお母さんに申し訳なくて俺顔向けできないよ。というので、たぶんできてないから大丈夫だよ、そろそろ生理きそうな感じだし、と言っておいた。
結局、産むなとも産んでくれとも言われなかった。そりゃそうか。
いやたしかにまだ結婚のけの字も出てないんだけどさ。もう付き合って8ヶ月。
もしできたらどうする?どうしたいんだ?私たち。産みたいのか?私。産んでほしいって言われたかったのだろうか。
●
今月4回のセックスのうち3回避妊しなかった。だいたい最後はお腹か口に出して終わるのだけど。
1回は事故(彼が我慢できずに暴発)、あと2回は確信犯である。これまでも何度か中出しはあったけど、3回連続は初めて。
毎月生理がちゃんと来るたびに2人でほっとしつつ「やっぱりもうやめよう」と反省してきた。
でも愛し合ってる最中には理性なんてふっとんで抵抗力が激弱になってしまう(特に私)。
出していい?出したい。。とか耳元で切なそうに言われると、出していいよって言ってしまうんである。ほんとにクズである。今日は絶対出しちゃダメ!って時はあらかじめ言っておく。「私がなんていっても今日は出さないで」と。理性があるうちに言っておかないと、最中の自分は本当に信用できないから。
あーあ、ゴムしてたら思う存分最後までできるんだけどなあ・・・。
付き合いたての頃はつけてた、いや少なくとも毎回つけようとはした。
だが、彼氏はつけるのが苦手なのか下手なのか、もたもたしてるうちに萎えてできないの繰り返しで、私も興ざめなのでつけなくなってしまった。
一応、排卵日前後は避けたとはいえ、思い当たるふしが3回もあると不安。生理予定日から5日を過ぎた今日。妊娠検査薬をぽちってしまった。
産む・産まない、色んな場合を想定して情報収集したり。
もともと生理不順気味でしょっちゅう遅れるし、ストレスかかると2ヶ月近くこないこともあるから、おそらく今回も単なる生理の遅れだと思う。
でもあと1週間以上こなかったら検査しようと思う。
♀「いるとしたらぜったい男の子な気がする」
え、俺は女の子がいい、なんて奴は笑ってたっけな。
この人の分身を産みたい、と心から思ったあの人は。
来月は横浜で
会うことになった。この世でベスト3に入るくらい相性ぴったりなアラフォーのD氏。
あなうれし。今からるんるんである。
♀「こんどよこはまいくよ。金曜休みとってください。」
♂「出張じゃなかったら大丈夫!羽田まで迎え行くよ(はぁと)」
だって。キュン死。
ひこーきとって、ホテルも予約した。
ご飯なにたべようかなー。一年ぶりくらいかな?
前とーきょーでデートしたときはコート着てた気がする。
あーあ。
彼氏できたら会う気なくなるかと思いきや、本能と性欲には逆らえない模様。
いいかげんにしろクソビッチ!!と自分をののしりつつ。
うきうきでぽちってる。
心が痛まないかといえばかなり痛む。
我慢できないくらい、どうしようもなく会いたいのです。
かみさま、お嫁さんになったらもうしませんから
バチェレットパーティーだから許してください。
体の相性
について、考えていた。
愛しあっていれば相性なんて関係ないとか言うけど。
全然そんなことはない。愛していても合わないもんは合わない。ワンナイトラブでも合うときはぴったり合う。
ま、同じ人と回数こなせばだんだん良くなるってのは真実だと思うが。
まず身長差、局部のサイズ差、体重差。どれもありすぎると相性は悪くなる気がする。
今の彼氏とは頭ひとつ分くらいの身長差であるが、彼氏のブツは長さも太さも比較的控えめ(失礼)で、私のは普通サイズなので、痛くて入らないなんてことは全然なく、むしろもっと圧迫感が欲しいくらいである。
体重に関しては向こうの腹肉が若干じゃまだが、デブすぎて挿入するとき長さが足りないなんてことはない。
立ちバックだけはどう頑張っても無理だったが、不可能な体位はそれくらいじゃないかな。
バック自体そんなに好きじゃないので別にしなくていいが。
あとは、挿入時間と回数。もっと長くしたいのに、とか、あと一回したいのに、などなど。
毎回会って寝るたびに思うのは、向こうは最初の一回目が一番気持ちいいみたいだけど、こっちは最初はそれほどでもない。女の快感は、火をつけるのにかなり時間がかかるが、いったん着火に成功するとずっと消えずに残っている。朝昼晩、2回3回と重ねるごとにどんどん燃えあがりやすくなっていくように思う。それとは逆に、彼はどんどん立たなくなっていく。悶々。
ちゃんと前儀で気持ちよくしてくれるし、終わってからも優しく抱いてくれる。いけないときもあるけど、それなりに気持ちいい。たまに動けないくらい生かせてくれるときもある。
全然悪くないし不満というほどではないけれど、最高と思える相性でもないんだよなあ。
彼よりもっと合う男が世の中にいることを知っているが故に、時々悲しくなってしまう。
好きな果物は?と聞かれると私の答えは間違いなく洋ナシであるが、じゃあ一生に一種類しか食べられないとすると、その果物は何?と聞かれると、答えは洋ナシではなくみかんになる。
大好きな食べ物と、一生飽きずに食べ続けられる食べ物が違うように、わたしにとって彼はみかんなのだろうけれど。たまには洋ナシが食べたくなる。
挿入の最中に萎えられて、吸っても擦っても復活せず気まずいままに終わった夜、私は洋ナシが食べたくて食べたくてたまならく切なくなっていた。
GWと仕事の愚痴
楽しかったGW(6連休にした)が終わって出勤してみると、モリモリどさあああっと仕事が山積み。
たまりにたまった書類の処理に追われ、風邪で喉もやられて死にそうな今週、まだ水曜なんてほんと欝。
毎年のことだけど、年度初めの人事異動と繁忙期が重なるうちの職場。
4月の忙しさはハンパなかった。もう、あまり記憶にないけど、とりあえず外食ばっかしてた。
うちの係は、やっと空き定員が補充され定数になったものの、頼れる後輩が異動になってプラマイゼロ(むしろマイナスか?)。
新任の25歳の若手女子と、50代の男性職員が配属に。
25歳のMちゃんは初日から電話取ってくれたり熱心に取り組んでくれててひじょーに頼もしい。
一方の先輩K氏は、家庭の事情やら体調不良やらでちょいちょい休む。しかも月火とか、クソ忙しい週明けに連休してくる。
時間中はどんどん仕事さばいてくれるんけど、コレは痛い。まぁ家庭の事情や体調はしかたない、お互い様だけど。
GW明けの今週もちょいちょい休みが多くて、今日は9人中5人もいなくて、ほんとに死ぬかとおもった。
電話線ひっこぬきたかった。
それぞれ持ってる担当の仕事が全然終わらないんだわ、ほんとに。あーあーあー。
早く週末こないかな。
●
GWは初めて彼氏と温泉旅行へ。
喧嘩するんじゃないかと不安だったけど、何事もなく無事終了。
お風呂が豪華で気持ちよかったなあ。晩御飯も朝食バイキングも美味しくてたっぷりの量(ここ大事)、満足満足。
通された部屋が和室+ツインのベッドルームの5人部屋だったのにも驚いたが、
家族風呂が予想以上に広くて想像してたのの3倍近い広さだった。さすが田舎。土地があるってすばらしい。
浴衣姿でからまりあうのもまた新鮮でよろしい。
風呂上がりに部屋で晩酌していた彼氏、キンキンに冷やしておいたビールと柿ピーで上機嫌。
「母ちゃんも彼女つれておいでって言ってたし、近いうちに北海道行きたいね」
「xxの顔も声も性格も好き。大好き」
とか、よった勢いでふだんなら言わないようなことを言ってくれて、お姉さんは嬉しかったとです。
酔いから出た本音なのか、たわごとなのか・・
しかしまあ一歩前進かな。
またどこか行きたいなー。
早く仕事暇になれ。
30才の誕生日
節目の日、なんやかんやで幸せに迎えることができたので
思い出メモ。
直前まで文句タラタラだった自分を殴り飛ばしたい。
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その日はとても忙しく、めんどくさい案件につかまったのもあって、なかなか職場を抜けられず。
とりあえず仕事終わったあと、うちで合流することになっていたので。
17時、駆け込みで地下鉄に飛び乗ったら、「もう着く」とラインが。
空港から直接うちに向かっているらしい。
え、聞いてないよ!ちょっと早すぎるんやけど!!
あわてふためいてこけつまろびつ家へ→ゴミをベランダにおしやり、服はクローゼットに押し込み・・してたら、ピンポンきた!
スーツケースに、大きな紙袋とスーパーの袋を両手に提げた彼が玄関に現れた。
慌てて出て行くと、彼は満面の笑みで「30才おめでとう」と言ってぎゅっと抱きしめてくれた。
ドキドキがとまらない私(片付けしてたせい)
「なんでこんなに早くくるのよー!」とか言いつつ、コーヒーをいれる。
私が大好きな北海道のお土産を、沢山買って
きてくれてて。
白い恋人とかロイズとかマルセイとか生キャラメルとか鮭とばとか。。
「全部xxのだよ(にこにこ)」ってテーブルに積み上げてくれた。
なんだこの幸せの山。嬉しくてさっそくマルセイバターサンドを頂く。ああこの味。。たっぷりのレーズンとバターの贅沢な味。
幸せで悶絶してる私を、横で嬉しそうに眺めている。
ありがとうのキスからベッドへ倒れ込み→服着たまま開始。。会って5分とたってないのに。
終わってぐったりしてる私に「寝てていいよ」って言って、彼はビーフシチューを作り始めた。
お肉をいためるいいにおいを感じつつ、ぼんやりした頭で、こんなん作ってもらうの生まれて初めてやなあと考えていた。
煮込んでいる間にケーキを買いに行くことになった。
手をつないで近所のケーキ屋さんへ歩いて向かう。
私の大好きなイチゴのタルトと、モンブランとノワール。ホールじゃないけど好きなの全部買ってもらって、幸せ。
シチューとパンとサラダとワイン、全部並べて乾杯。
シチューは予想以上に美味しくて、仕上げの生クリームもちゃんとかかっていて、割と本気で感動した私。
肉の種類を選べば1時間ちょっとでもちゃんと柔らかく美味しくなるんだなあ。
ビーフシチューなんて面倒くさいの、作ったことなかったけど。
大きく切ったにんじんやじゃがいももごろごろと本当に美味しくて、ふたりともおかわりして二杯ずつ食べた。
「シチューのもとがおいしいんだよ」なんて謙遜してたけど。
パンパンになったおなかにケーキもなんとか詰め込んで。
そうこうしてたらもう0時を過ぎてて、特別な日はあっという間に終わってしまったけど。
翌日仕事休みだから気にしない。
心も体もお腹も満たされて、本当に幸せな誕生日だった。
寝る前。
わたし愛されてるなあってつぶやいたら、愛してるもんって彼は言った。
「うわ!私もう死んでもいい!!むしろ今死にたい!!」
「いや、死なんでよ。笑」
ごめん、すぐ死にたくなるんよ私。
8月は彼の誕生日。
わたしも心をこめてお祝いしてあげたいな。
外派?中派?
って記事があったけど、私はだんぜん中派
20代のセックスライフの振り返り&まとめをしたいものだ
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もう3月末、早いなあ。
来週誕生日で、とうとう三十路に足を突っ込むことになる。
周りの同級生が、今年幾人も結婚していった。
私も31になる前に嫁に行きたいもんだ。
付き合って半年になるが、結婚の話は全く出ない・・・。
相手が、私との付き合いをどの方向でどういうスパンで考えているのか、謎。
間接的に結婚を意識しているのかな?と思わせる発言はたまにあるけれど。
「母さんに、早く孫の顔見せてって言われた」
「貯金頑張ってる」
「料理のレパートリー増やしたら、xxも助かるよね?」
など。。。
お互い一人暮らしで、結婚・同居となるとまずは家をどうするのか。どこらへんに住むのかとか、そーいう具体的な話は全くしない。子供何人欲しいとか、家計や食費のことなど、具体的な話はまだ一切してない。悶々。
誕生日の夜と翌日は休みを取ることができて、一緒に過ごせることになったのだけれど。
「おいしい和食屋さん行きたいな」ってリクエストしてたのだが、たぶんお店全く探してくれてないし予約もしてくれてない様子。
「一緒に過ごせるだけで十分だよ」
って女の言葉を、アラサーにもなって真に受けて本当に近場のファミレスで済ませる気じゃないよね。。いやありえる。
私だったら、おいしいとこ予約して、ケーキでも買ってお祝いしてあげたいと思うのだけど、これは私の価値観であって向こうに押し付けることはできないのはわかってるんだけど。
ああ悶々。
せっかく平日休み取れたんだから、桜でも見に行って、美味しいけどそんなに高くないイタリアンかすし割烹でランチして・・・と、結局ひとりで行きたい店をリストアップ&コース計画立てたりしてる始末。
彼氏、うけみんなんだよな、ほんとに。
「この店につれてってあげたい」とか、そーいう甲斐性がないんだわ。
なんで自分の誕生日の計画をぜんぶ自分で立てて店とケーキの予約の心配までせないかんのか。ああイラつく。
向こうは今、一年ぶりに帰省してて(同級生の結婚式で)、地元でくつろいでいるので
こんなイラつきをぶつけるわけにはいかない。
とりあえず、冷静に、感情的にならずに私の気持ちを伝えたい。
「せっかくだから、行きたいお店いくつかあるから、予約して行かない?ケーキも、あったら嬉しいんだけど」とか?
ああアホらしい、ココまで言わないとやってくれないんだろか。
もしかして、私、そんなに愛されてないんだろか。
あーーーー病む!!!なんで病まないかんのや!!!!
キーってなっちゃだめだ、だめだだめだ。落ち着け。
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イライラしたらガーっと料理してうまいメシがっつり食べるに限る。
今夜は珍しくちゃんと作った。
餃子と、キャベツの味噌汁、じゃことみずなの混ぜご飯、和え物、納豆。
食べたらちょっと落ち着いた。