食欲と性欲の狭間で

生きている、頭からっぽ公務員@アラサーの女子日記

だめんずが好きな女

の友達も、たいがいだめんず好き。

類友の共通点は、みんな寂しがり

自宅で飲み会した後って、なんでこう寂しいんだろうか。

飲みかけのスミノフやビール缶をゴミ袋に放り込み、食べこぼしを拭き、大量の皿とコップを洗っていると、泣きたくなる位さみしくなってくる。

開催時間を遅めにすれば終電逃して泊まってくれる友達もいるんだが、昨夜は15時開始22時解散で、皆そろって帰っていった。

片付けなんかせずさっさと寝てしまえばいいんだけど、気分はハイだから眠れないし。

 

こういう時、呼び出す男は決まっている。

近所に住んでいる後輩のS。

こいつは学生で、就活とも無縁なフリーダム年次なので、ふと人恋しくなった夜に最適なのである。

「ビールある?」「なら30分でいく」

って、行動が早い所も大変気に入っている。

二人でピノ食べながら、女の話を聞いていた。

最近彼女ができたらしいんだが、セックスが嫌いらしくて全然やれないとか。

それでモトカノとセフレ状態で切れてないとか。

そうこうしてたらカテキョ先の女子高生に告られて、やりたくてしょーがないけど授権終わるまで我慢するのがつらいとか。

なんとも楽しそうな様子。

いいながらこたつの中で足を絡めてくる。

懐かしい、学生時代の感覚。

こうしてたまに思い出させてくれる。

若さって本当に貴重なんだぜ。だから今のうちに思いっきりセックスしとけよ、とそいつに説いて聞かせるのである。

イきすぎてもうろうとしている耳元で「安全日?」ときいてくるこのクズちんこに、クソまんこな私は「うん」と答えるのであった。

こうなると、寂しさはどこかへ吹き飛んで、落ちるように深く眠れる。

 

朝日の中で、すやすやと眠る21歳の薄い胸板と、しわのない顔は、美しかった。

若さを吸い取ってしまったような気がして少し申し訳ない。

ぐっすり寝ているそいつを胸に抱いて、髪をなでながら私も年をとったんだなとしみじみ思った。

幸せになれよ。女難の相があるから気をつけろよ。

あたしみたいになるんじゃないよ。