食欲と性欲の狭間で

生きている、頭からっぽ公務員@アラサーの女子日記

公務員って実はブラック。

世間では「安定してる」だの「退職金がでかい」だの言われて、不況下ではたいへん人気の公務員であるが。

 

こっそり言いたい。

部署によってはものすごいブラックだと。

100時間残業や、明け方6時まで仕事したとか、職場に簡易ベッドがあって2日帰宅してないとか、ザラにある。

さらにパワハラ・セクハラ上司も多数いる(しかもクビにされない)→メンヘラ病休する若い子続出→多忙でさらにメンヘラ増加、っていう悪循環の部署多数

 

うちの職場も、人件費削減の名のもとに4年前から2人も頭数を減らされ、今年は病休をひとり抱えて3人減の状態で、なんとか必死こいて回してきた。

 

もう3ヶ月ほど、毎月50時間程度の残業が続いている。

うち半分はサービス残業で、自主的な早朝出勤、土日出勤もしまくって、なんとか仕事が回る感じ。

そんななか、上司からとうとう「残業代の予算が底をついた」と。

残り2ヶ月半、クソ忙しい年度末を、全部サビ残でのりきれというのである。

(追加予算を要求中だがいくらもらえるか、そもそももらえるのかも不明)

同僚たちは怒っている。

「慈善事業で仕事してるんじゃないんだぜ!?人は減らすは残業代は出さないわ、どんだけ搾取するんだ」と。

そいつは1時間でも残業したら、キッチリ残業代を申請するタイプなので怒るのはもっともなのだが。

 

「ほんとだよね。うんうん」と頷きながらも、私は内心「おまえの仕事のクオリティはそんなに高いか?」とも思ったのである。

もっと効率よくめいっぱい仕事したら、残業しなくてもすんだんじゃないか?

どこも、わたしたちみたいな職場ばっかりなのだ。

残業代は出なくても、ボーナスや各種手当、基本給が毎月もらえるだけでもありがたい、とみんなサービス残業してるんである。

声がでかい人にだけ予算がついて、おとなしくサビ残してる人は泣き寝入りって、それも不公平だろ。

金、金、金と全部お金で解決するなんてあさましい。

税金で食わしてもらっている公僕の身、贅沢はいえないのだ。けっこう真面目に自分に言い聞かせつつスマイルq円で仕事をする毎日。

残業代がでないんだったら、どうすれば定時で帰れるか、を人は考えるようになる。

残業せずにいかに時間内で効率よく仕事をこなすか、に集中していけばいいのだ。

私にとっても係にとっても成長の機会。

がんばるぞ。